こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん コンデンタルクリニック スタッフ唐澤です。
コロナウイルにの感染拡大により世界的に感染症にとても敏感になっています。
きょうは感染症リスクが高まるひとつの要因、口呼吸についてお話しします。
ふとした瞬間、自分や家族の口が開いていることはありませんか?
年齢を問わず口呼吸をしている方は少なくありません。
口呼吸をすることにより
・歯並びが悪くなる
・むし歯、歯周病リスクの増加
・口臭
・姿勢が悪くなる
・顔の形成への影響
・感染症にかかりやすい
・アデノイド肥大
などの身体への悪影響が起こります。
人間は本来鼻で呼吸をする生き物です。
鼻呼吸の場合、鼻から空気を取り込む際に空気が浄化・加湿・温度調整され体内に取り込まれます。
しかし口呼吸の場合、空気中の雑菌などがそのまま身体に入り込むため風邪などの感染症リスクが高まる危険があります。
それだけではなくアデノイド(喉の奥の免疫に大きく関係している粘膜組織)組織が炎症を起こしやすくなったり肥大することでいびきや無呼吸症候群、睡眠障害などを誘発する可能性があります。
乳児期には特にアデノイド肥大にのる鼻づまりが呼吸困難につながり、哺乳がうまくできず栄養障害になってしまう場合もあります。
また、幼児の場合には夜泣きをしたり寝起きが悪くなったり、集中力が低下し多動性障害や発達障害、夜尿症のリスクも高くなります。
そしてこれらの問題は“舌”にも大きく関連しています。
お口を閉じているとき舌はどこにいますか?
上あごについている方もいれば、下あごに落ちている方もいると思います。
舌の正しい位置は上あごににぴたりとついていて前歯のすぐ後ろに舌がある状態です。
舌が下あごについていると、ぽかんと開きやすかったり舌が前歯を押すことにより歯並びや骨格が悪くなる原因になります。
舌位を治すことで
・ぽかん口の改善
・あごの正常な成長
・きれいな歯並び
・正常な舌や口の発達
・二重顎や顔のむくみの改善
いいこと尽くしです!
テレビを見ているとき、勉強をしているときお口が空いていませんか?
舌は上あごについていますか?
唇がしっかり閉じていて
舌が上あごにしっかりついて
歯が接触していない
これがお口にとって一番リラックスしたいい状態です。
口を閉じて鼻で呼吸をすることで風邪などの感染リスクを軽減することができます。
不安な日々が続きますが、自分自身でできることをして健康を守っていきましょう。