こんにちは。中野区新井薬師前駅徒歩4分中野通り沿いにある歯医者さんコンデンタルクリニックスタッフの石田です。
みなさんは普段、舌を磨いていますか?メンテナンスで通われている患者さんでも『歯は磨くけど、舌は磨いていない』という方が意外と多いので今回は「舌苔(ぜったい)」についてお話します!
【舌苔(ぜったい)とは❓️】
舌の表面に見られる白や黄色のコーティングです。これは、口腔内の細菌や死んだ細胞、食べ物の残りかすなどが原因で形成されており、口臭を引き起こす細菌やタンパク質を多量に含んでいます。
【舌苔ができる主な原因】
舌苔ができる原因はいろいろありますが、主なものは以下の3つです。
1.口の中がキレイに清掃できていない
舌苔は、食べかすや口の中ではがれた粘膜、細菌が舌の表面についたものなので、口の中がキレイに清掃できていないと舌苔がつきやすくなります。
2.唾液の分泌の減少
唾液には汚れや細菌を洗い流したり、細菌が増殖するのを抑える働きがあります。そのため唾液の分泌が減少すると舌苔がつきやすくなります。唾液分泌が減少する要因は、薬の服用や病気、噛む筋肉の衰え、ストレス、食生活習慣などいろいろあります。
3.口呼吸をしている
鼻で呼吸をせずに口でばかり呼吸をしていると、口の中が乾いて唾液の循環が滞り、舌苔がつきやすくなります。
舌苔は「うがい」だけでは取れません。正しい方法で舌苔を除去することが大切です!
舌みがきに使うブラシは、普段使用しているハブラシかまたは専用のブラシを使いましょう。
当院でも『舌ブラシ』を販売していますので、気になる方がいましたら是非お試し下さい😊
↓↓↓↓↓↓↓↓
舌苔がついている部分にブラシがきちんとあたるよう、舌みがきは鏡を見ながら行いましょう。舌苔のついていないところは掃除をする必要はありません。
ブラシを舌の「奥から手前」に動かします。ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのはやめましょう。舌苔中の細菌をのどの奥へ送り込んでしまう危険があります。
舌はとてもデリケートな組織です。傷つけないよう、軽い力で行いましょう。
これまであまり舌磨きをする習慣がなかった場合は、舌苔が厚くたまっていて、1回の掃除では舌苔がなかなか落ちないこともあります。毎日舌磨きをすることで、だんだん落ちやすくなっていきます。舌を傷つけないためにも無理は禁物です。
舌苔のつき方は人によって様々で舌の一部だけにつく人、舌全体に広がってつく人、奥の方だけに厚くつく人など、舌苔の付着する範囲や量は人によって異なります。また、同じ人でもその時の体調などによって舌苔が多くつく時と、あまりつかない時があったりなど様々です。
体調がよくないとき、胃腸の調子がよくないときなど体調不良のサインとしても現れることがあります。舌苔が厚くなったり、変色したりする場合は、体内の健康状態に何らかの問題があるかもしれません😣
このように舌苔は単なる見た目の問題ではなく、口腔内の健康や体調のサインとなることがありますので舌のケアを通じて、自分の健康状態に目を向けてみてください👀
毎日のケアで、舌を清潔に保ち、口腔内の健康を守りましょう😆
まだ舌磨きをしていない方はさっそく今日から始めてみてください🪥✨