ホワイトニングが気になる方へ

[ホワイトニングが気になる方へ]

こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん、コンデンタルクリニックの唐澤です。
ホワイトニングについてよくご相談をうけるので、今回はホワイトニングについておはなしさせていただきます!
まず歯の色が気になる…といっても歯の黄ばみ黒ずみには2種類の原因ががあります。

①むし歯やステインによふ外因性のもの
②遺伝や代謝、歯の傷害、化学物質ややくざの作用による内因性

①の外因性の変色はむし歯の治療や歯のお掃除により改善できます。
②の内因性の変色は原因物質が歯に取り込まれることによるものです。
(6歳頃までに歯が顎の中で作られる過程で変色の原因物質が歯に取り込まれると、変色歯となります。)
よく市販品の歯磨き粉に“歯を白くする”という名目のものがありますが、ドラッグストアなどで手に入る歯磨き剤には歯本来の色を漂白するための薬剤は入っていません。
それらはステイン除去に優れているものの歯本来の色を漂白する作用はありません。

日本の薬事法では、市販品への歯の漂白剤の配合は認められておらず、歯科医師の処方でのみ歯を漂白するための薬剤が使用されています。

つまり、歯科医院でのみ高濃度のホワイトニング剤の使用が認められていて、効果が得られやすく安心・安全に歯本来の色を白くすることができます。
当医院ではホームホワイトニングとオフィスホワイトニングという2つの方法をご用意しています。

ホームホワイトニングとは、自宅で低濃度のホワイトニング剤でゆっくりと日数をかけて歯を白くする方法です。

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で高濃度のホワイトニング剤を使って短時間・短期間で歯を白くする方法です。

 

ご自身の生活リズムやお口の状態にあわせてホワイトニングをすることができますので、ホワイトニングについて気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

床矯正について

こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん、コンデンタルクリニックの唐澤です。

 

お口の悩みというとどんなものが思い浮かびますか?

 

むし歯、歯周病、口臭などがあると思いますが、年齢問わずご相談を受けることが多いのは歯列矯正についてです。

昔は気にならなかったが、大人になってから気になりはじめた。

じぶんのこどもの歯並びが気になる。

気になる対象は様々だとおもいますが、やはりお口はお顔の印象を大きく変えるものですよね?

矯正と聞くと歯を抜いてワイヤーを歯につける痛い治療…というイメージをお持ちの方もいるかと思います。

 

矯正には様々な方法がありますが、当院では床矯正(しょうきょうせい)という矯正方法を主に行っています!

 

床矯正とはどのようなものでしょう?

 

床矯正とは、床装置という装置をお口にはめることによって発育不足のアゴの成長をうながすメカニカルな治療と、 食育や悪習癖の改善などを行うバイオロジカルな治療の2つを主軸として行っていく矯正方法です。

床装置はじぶんで取り外しが可能ですので、痛みを我慢して行う治療ではありません。

 

では、なぜそもそも歯並びが悪くなってしまったのでしょう。

遺伝的なものもなかにはありますが、歯並びが悪くなる原因には主に3つあると考えられます。

①あごの発育不足
②お口の悪い癖
③位置異常・先天的欠損・過剰歯
なかでもあごの発育不足とお口の悪い癖が原因で歯列不正になってしまう方がほとんどです。
ただ、装置をつけているだけでは、歯列不正の原因となる悪い癖などは治りません。
自分で意識して改善する必要があります!

それと平行してあごの発育を促進させるために装置のちからをかります!

きれいな歯並びへの第一歩は、なぜ歯並びが悪くなってしまったのか原因を知り、悪い習慣をなおすことですね!

当院では矯正相談をさせていただいておりますので気になる方はお気軽にご連絡ください。

歯周病と全身疾患

こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん コンデンタルクリニックの鍵本です。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します!

年末年始にたくさん美味しいものを食べたと思いますが、歯磨きはしっかりしてますか^^??
歯磨きをしっかりしても普段の歯磨きでは落とせない汚れがついてますので、新年を気持ちよくスタートさせる為にも、ぜひ歯の定期検診に来てクリーニングをおすすめします♪
コンデンタルクリニックでは、虫歯のチェックや歯石取り以外に、歯周病菌のチェックもします。実は歯周病は全身の病気に関わっているんです!

今日は歯周病と全身疾患の関係についてお話したいと思います。

重度の‪歯周病との関連を挙げられているものには心疾患、糖尿病や妊娠などがあります。
なかでも、糖尿病との関連は深く糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつといわれています。
糖尿病によって弱っている体は、歯周病菌に抵抗する力も弱くなっているため、歯周病にかかりやすく、治りにくく、重症になりやすくなります。

また、歯周病菌が血液中に流れ込んでしまうと、動脈硬化が起こりやすくなる可能性があります。血液中の炎症性物質の数値が高くなると動脈硬化が起こりやすいため、歯周病菌が動脈硬化の関連性があると言われています。

他にも、歯周病は早産や低体重児のリスクがアップする危険性があります。
歯周病菌によって炎症を起こす物質は、血液を介して子宮まで到達し、子宮収縮を起こしてしまい、お腹のなかの赤ちゃんの早産のリスクを高めてしまう、という研究もされています。

歯周病と全身疾患の関係はまだまだ研究がすすめられていますが、なにより健康なお口で美味しくご飯が食べられるのが健康でいられる秘訣だと思うので、ぜひ検診にきてクリーニングや歯周病菌の検査をして歯を守っていきましょう(^^)!

銀歯ってどうなの⁈

こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん、コン デンタルクリニック院長の今です。

今回は保険治療でよく使用される銀の詰め物、被せ物についてお話したいと思います。

この写真は「3年前に入れた銀の詰め物が舌で触るとザラザラする」ということでいらした方の写真です。

よく見ると一番奥の歯の、銀の詰め物との境目が欠けているのがわかります。

銀歯は、パラジウム合金といって保険適応の金属として使用されています。メリットは保険適応であるため個人の負担が軽微で済むということと、パラジウムを合金としているため強度が高いということです。

しかし強度が高いということはどこまで許容されるのでしょうか?

写真のように銀歯は自分の歯よりも硬く、奥歯などで使用する場合には、かみ合わせの強い方は境目で歯の方が欠けてしまうのです。その結果、そこから虫歯になるケースが非常に高く、銀歯を入れた歯が虫歯に再発する確率は5年以内で73%というデーターもあります。

また、同じ金属でもゴールドと呼ばれる金を使用した詰め物があります。ゴールドは銀の詰め物より柔らかく、金属自体に「延び」があるため、歯の方が欠けてしまうことはほとんどありません。自分は中学生の時に虫歯で、父親に奥歯にゴールドの詰め物を入れてもらいましたが、35年以上たっても何も問題なく使用しています。

 

金属アレルギーの問題も歯の詰め物から発症することがあります。金は生体親和性の高い金属なのでアレルギーを発症することは少ないのですが、保険で使用するパラジウム合金の中に含まれる「パラジウムや銅」は金属アレルギーを起こしやすい金属と言えます。ちなみに欧米諸国では、金属を入れる治療は減少する傾向にあり、パラジウム合金を使用している国は、先進国では日本だけです。このように「国の保険が適用されているから、体には害がない」という考えは間違っていると言わざるを得ません。

 

被せものに関しても銀歯は、耐久性はいいかもしれませんが、金属の被せ物はプラーク(細菌のかたまり)が付着しやすく、磨きづらいところにプラークが入り込んでしまうと、2次的な虫歯になってしまいます。

この写真は金属の被せ物の下にプラークが蓄積して、その結果歯周病によって歯茎が痩せて下がってしまった状態の写真です。

手前の歯はセラミックの被せ物ですが5年経過しても歯茎が全く下がっていません。また奥の銀歯の被せ物の歯茎は少し腫れているような感じです。このように同時期に被せた被せ物でもこれほどの大きな違いが見られるのです。

 

また、セラミックの被せ物の特徴として汚れがほとんど付きません。自分の歯よりも汚れが付かないのです。

被せ物を選択する際に、見た目を重要視される方が多いかもしれませんが、セラミックはその表面の性状から汚れが付きづらい材料なのです。その利点は、歯周病のリスクや2次虫歯のリスクを大きく軽減してくれます。「見えないところだから銀歯でいい」という安易な考えはどうでしょうか? 見えないところ=磨きづらいところだとしたら、汚れが付かない材料を選択した方がいいかもしれません。

 

セラミックの詰め物や被せ物は自分の歯と「色、形、性状」を合わせることができます。

 

 何らかの原因で自分の歯を削らなくてはいけなくなった時に、セラミックは「健康面」「機能面」「審美性」において再生できる優れた材料であることがわかります。

日々診療をしていて最も多い治療が、銀歯を入れていた歯の再治療が多いと言っても過言ではありません。再治療を繰り返していると、いずれ歯は失われていきます。

詰め物、被せ物を入れる際には、将来のことをよく考えて、歯科医院と相談して選択した方がいいですね。

上下歯列接触癖(TCH)について

こんにちは。中野区新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん、コンデンタルクリニックの今です。

今回は、「上下歯列接触癖」についてお話させていただこうと思います。この「上下歯列接触癖」はTCHと呼ばれていて、安静時においても上下の歯を持続的に接触させる習癖のことです。

寝ている時の歯ぎしりやくいしばりなどは、顎関節症の原因の1つとしてご存知の方も多いと思いますが、このTCHは気づかれてない方も沢山いらっしゃると思います。

みなさんのイメージする歯ぎしりやくいしばりはどのようなイメージでしょうか❓「強い力で噛みしめる」など、かなり強く力をいれるイメージではないでしょうか?

本来ならば、リラックスしている状態の時には、唇が自然に閉じた状態で、上の歯と下の歯が触れていないのが正しい状態です。

夜間の歯ぎしりや日中の強い噛みしめなどは自覚しやすいのですが、TCH(上下歯列接触癖)は弱い力が長く続く為、患者さんもこの習癖に気づきづらい事がとても多いです。そして、弱い力が継続して作用しているために、はじめは気づかなくても、負荷が積算した結果、気づく事が多いようです。

TCHは特に1人で黙々と行う作業や緊張する作業の時によく起こります。読書中、PCやスマートフォンの使用中、車の運転中、デスクワークの方など。

私も意識してみると、料理中(特に野菜などを切っている時)に上下の歯が触れていました。そしていま、このブログを書いている最中も軽く噛みしめていました😳私も日常的に上の歯と下の歯が触れていることも多いのかもしれません。気づいた時には、なるべく意識して上下の歯を離すようにしています。

気づいた時に離すように心掛けていくと、夜間の歯ぎしりやくいしばりなども軽減されると言われています。弱い力でも、長時間続いてしまうと、顔やこめかみなどの筋疲労に繋がったり、顎の関節が長時間圧迫される事により、血流が悪くなり、顎関節症の原因にもなってしまいます。

定期的にクリーニングに来て下さる患者さんも増え、歯周病や虫歯の予防はかなり浸透してきていると感じます。でもそれ以外に、力のコントロールもとても重要だと感じます。歯に力がかかることで、歯周病の進行が進んでしまったり、歯がかけてしまったり、歯が割れてしまったり、知覚過敏や、顎関節症の原因にもなります。

歯の力のコントロールが出来ていないと、お口の中にも様々な兆候がみられます。その時は患者さんにもお伝えしています。

ご自身で自覚していただく事が改善に繋がります。

リラックスしている時に、上下の歯は触れていないか、少し意識していただいて、気になることがあれば、ぜひご相談くださいね✨