中野区のコン デンタルクリニックでは、院内感染の予防を徹底しております

院内感染防止

院内感染対策への取組み①

院内感染防止 2017年7月3日のyomi Dr(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170703-OYTET50012/)でも取り上げられていましたが、全国の歯科医院の半数(約52%)近くが、歯を削る機械を患者様ごとに交換しないで使い回しをしている可能性があることを、2017年の厚生労働省研究班の調査で報告されました。

この使い回しは、前回の調査結果(全体の7割で使い回しの可能性)に比べて改善したものの、感染リスク対策が整っているとは言い難いです。

院内感染防止 特に「ハンドピース(歯を削る機器)」や「ミラー(小さな鏡)」など、直接患者様のお口に入れるため、唾液や血液が付着しやすく、使い回せば細菌やウイルスを他の患者様に感染させるリスクがあります。日本歯科医学会の指針では、患者様ごとに機器を交換し、高温の蒸気発生装置で『滅菌』するよう定めています。

当院では、この滅菌操作を世界で最も厳しいヨーロッパ基準の「クラスB規格」をクリアしたDACプロフェッショナル(高圧滅菌機器)を使用しています。また、DACユニバーサル(高圧滅菌機器)を併用することによって、滅菌先進国ドイツと同等の高度な滅菌を実現しています

滅菌レベルの違い

滅菌レベルは、ヨーロッパ基準では大きく3つに分かれます。クォリティーの高い順に並べると『クラスB』>『クラスS』>『クラスN』となります。残念ながら、日本では『クラスN』のオートクレーブ(高圧滅菌機器)が一般的と言われています。

そんな中、当院では、世界で最も厳しい『クラスB』をクリアしたDACプロフェッショナル、『クラスS』をクリアしたDACユニバーサルを導入しています。安心して治療を受診できるように体制を整えております。

院内感染防止
(図③)ヨーロッパ基準のクラス分類

◎クラスN・・・
通常の歯科医院で行われる滅菌方法。蒸気と空気の重量の違いを利用して缶体内の空気除去を行います。
◎クラスS・・・
滅菌前の1回、真空状態を作り、高圧蒸気滅菌します。
◎クラスB・・・
滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作り、あらゆる種類や形状の滅菌が被滅菌物を滅菌します。世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準です。

殺菌・滅菌の違い

『殺菌』と『滅菌』に明確な違いがあります。『滅菌』は、あらゆる細菌を完全に死滅させる操作のことを指します。一方、『殺菌』は特定の細菌を死滅させる操作のことを指します。混同しないように注意してください。勿論、衛生面という観点では『滅菌』>『殺菌』となります。

院内感染対策への取組み②

前述した同調査(2017年の厚生労働省研究班の調査)において、ゴム手袋の交換が「患者ごとの交換」と答えた歯科医院は全体の約52%という調査結果もありました

治療するにあたり、ゴム手袋を歯科医がはめて、治療が終われば患者様ごとに交換するのは、当たり前のように思われているかもしれません。しかしながら、ゴム手袋を「全ての患者で使うが、患者ごとに交換していない」「患者によって使う場合もある」など、感染症対策の観点から見ると不適切な回答が約47%もありました。「ゴム手袋を使用しない」は1%(5人)いました。驚きの事実です。

当院では、ゴム手袋だけでなく、紙コップ、紙エプロン、注射針、注射液カートリッジなど、患者様ひとりひとりに使い捨てのものを使用しております。

院内感染防止

当院は、院内感染対策は非常に大切なことと位置づけて、コストも手間も時間もかけて注力しております。患者様が“安心”・“安全”に治療を受けられるために徹底管理しております。